DAITO KASEI

喜び、感動、そして驚きを提供できるリーディングカンパニーを目指して

SUSTAINABILITY

トップメッセージ

世界中の誰もが
「希望」と「夢」を持てる社会に

日本の高度経済成長時代

私は、幼少期に砂浜がとても綺麗な海の近くに住んでいたので、毎日、松林の中で遊び、海で泳ぎ、釣りをしたことは、今でも良い思い出です。一方、そこは「国内屈指の毛布のまち」でもあり、小さな川、運河の水の色が、赤や青など、毎日変わるのを見て、幼いながら不思議に思いました。中学生になる頃には、「臨海工業地帯プロジェクト」が本格化し、気がつけば砂浜はなくなり、クラブ活動中に、「光化学スモッグ警報」が発令され、マスク着用で屋外練習を続けたり、屋内に移動して筋トレをしたり、不便な思いをしました。

現在

高度経済成長プロジェクトの成果として、私たち日本人は、誰でも平等に教育を受けることができ、真面目に働けば、普通の生活を送れます。また、主要な交通網は整備され、公害対策にも真剣に取り組んできた結果、どこの街も清潔で、「クールジャパン」と呼ばれるなど、世界中から羨ましがられる国の一つになっていると思います。
一方、高度経済成長の悪しき遺産として私の頭に浮かぶのは、「儲けるためには、手段を選ばず」「勝ち組・負け組」という考え方が評価されたことです。しかし、バブル崩壊・リーマンショックと共に、消滅したような気がします。

次世代〜サスティナビリティへの取り組みの重要性

私は、当社の「サスティナビリティへの取り組み」を本物にするには、まず、過去の日本の歴史を知るのが、スタート地点と考えています。次に、世の中の大きな流れに歩調を合わせること。幸運なことに、私たちは日本のみならず、世界各国の企業、人たちと接し、言葉を交わし、ビジネスのみならず、文化、個人の考えに触れるチャンスに満ち溢れています。これらの利点を最大限に活用し、世界における大東化成工業のあるべき姿、未来像を描き、それを日々進化させたいと考えています。
まず、2020年までに、私たちが取り組むべき課題を4つにまとめてみました。

社員と家族
「企業は人なり」。社員一人一人が、生き生き、例えば、なんとか解決するぞという、意欲と飢えで目がギラギラしている社員、失敗したときは共に悔しさを表現し、うまくいったときは達成感で、目がキラキラ輝いている社員であふれている会社であること。それが社員の家族の幸福につながり、社会貢献にも直結すると考えています。
伝統
軽薄短小、早い者勝ちなど、スピードが要求される現代。
対して、一人前になるまで時間がかかる、伝統芸能、伝統工芸職人、収穫まで時間のかかる伝統的な自然栽培などは、評価はされど、それを支援しようとする人、企業は昔に比べて減っているかもしれません。私たちができることは所詮、微々たるものですが、まず、伝統産業・自然栽培などで完成・収穫された素材を化粧品原料の商品化につなげていくことで支援していきます。
環境
美しい地球、自然界の全てが芸術品ではないでしょうか。透き通った空気、綺麗な河川と海、砂浜にはたくさんの松林、山には緑が溢れている自然環境。ビジネスシーンでは、人工のコンクリートジャングルは機能的です。また、歴史を感じる重厚壮大な建造物、ファッショナブルな高層ビルも多く見かけますが、自然界が生んだ芸術品に囲まれて、ホッと安らげる場所があるからこそ、明日への活力が湧いてくると思います。次世代にも、芸術品は残さなければなりません。
特に、私たちは化粧品素材・原料のエキスパートになるのが夢なので、芸術(アート)の感性・理解が乏しければ、この夢は永遠に達成できない、非常に重要な要素と捉えています。
次世代
「サスティナビリティ(持続性)」は、当然のことと位置づけ、日々、ものごとを決断する判断基準の一つとすることを、忘れないようにします。
そして、次世代の、世界中の誰もが、機会均等、公平に、未来に「希望」と「夢」を抱き、それに向かって「勇気」と「笑顔」で物事に立ち向かう。そんな社会が持続するように、できることから一つ一つ実行していきます。

代表取締役社長脇 祥哲