DAITO KASEI

RESEARCH & DEVELOPMENT

2つのグループ体制でお客さまと新しい未来を創造します。

開発を通してお客さまと新しい未来を創造していく。
革新的な技術とその応用方法をご要望に合わせて最適化します。

Research & Development

研究開発グループ

私たちは、あくまでも「ものづくり」にこだわります。今日明日、すぐに販売につながらない開発品も数多くありますが、できるだけ多くの技術の引き出しがあれば、その蓄積されたノウハウを、お客さまの多種多様なニーズに必ず活かせる日が来ると信じています。私たちはそれが、「真の技術力」だと考えています。

Research & Development

処方開発グループ

私たちは、自社で開発した原料が、実際に化粧品に配合した時に「どんな効果があるのか?」を自分たちで化粧品を試作し、実際に肌に塗布して確認しています。また、自社原料の最適な使用方法を探し出すことや、過酷な保管環境下での試作品の経時安定性評価も、重要な仕事の一つです。国や地域によって異なる多種多様なニーズに応えるため、フランス、中国、タイにも処方開発グループを設置しています。

DAITO KASEI EUROPE
2010年に設置

DAITO KASEI CHINA
2013年に設置

DCAC
DAITO CHEMICO ASIA
COLOR COSMETICS CENTER

2018年にCHEMICOグループと共同で設置

IFSCC発表実績

大東化成工業株式会社では、化粧品技術者の世界大会~ IFSCC(International Federation Society of Cosmetic Chemist=国際化粧品技術者会連盟) ~において学会発表を行っています。1994年初めての世界大会出場となったイタリア・ベニス大会を皮切りに、毎大会厳しい審査を経て、技術発表の場を得てきました。ベニス大会以降、2004年・2016年にアメリカ・オーランド大会、2022年にロンドン大会にて、口頭発表を行っています。

場 所 題 名
1994 ベニス(イタリア) パーフルオロアルキルリン酸塩で表面処理された顔料の開発
2004 オーランド(アメリカ) 耐溶出性有機色素顔料で表面処理されたパール顔料

<直近10年間の発表実績>

2014 パリ
(フランス)
ジメチルジメトキシシランとメチルトリメトキシシランを用いた簡易水溶液反応により合成される柔らかい特性をもつ新規球状シリコーン微粒子の化粧品への応用
湿式スラリープレス法における表面処理顔料の特長
ユニークな形状の素材がマスカラ処方の性能に与える影響
酸化亜鉛の形態制御および化粧料への応用
新規多糖体(サクラン)を配合した基礎化粧料のアトピー性アレルギーへの効果の可能性
2015 チューリッヒ
(スイス)
親水性・保湿性・水分散性に優れた球状ポリアクリル酸エステルの開発とその化粧品への応用
サクラン水溶液とポリオールとの相互作用による新しい基礎化粧品への配合への可能性とその皮膚に対する効果
2016 オーランド
(アメリカ)
生分解性ファイバーのユニークな”形状維持機能”とマスカラ処方への応用
湿式充填法の特長を持つ、乾式充填法により調製されたメイクアップパウダー化粧品の開発
ポリ乳酸パウダー(ラグビーボール状+異形状)の開発と化粧品への応用
両親媒性化合物表面処理粉体による乳化特性
表面処理粉体の新しい感触評価方法
2017 ソウル(韓国) スイゼンジノリ多糖体サクランのアンチポリューション効果
2018 ミュンヘン
(ドイツ)
超親水性セルロースビーズによる透明巨大エマルションの創生
アンチポリューション効果を有するメイクアップ化粧料の提案-タバコの煙に対するサクラン処理粉体の皮膚保護作用-
しっとり感に着目した化粧料用粉体の感触評価方法
塗膜表面の凹凸が皺と毛穴を隠蔽する光学特性に影響を与える
2020 オンライン開催 溶剤ベースマニキュア処方と同等の特長を示す、水ベースマニキュア処方の開発
水酸化マグネシウム処理による新規消臭粉体の開発
セルロースビーズの表面処理と化粧品への応用について
階層的な感覚評価法による化粧品の感触評価 (山形大学との共同研究)
2022 ロンドン
(イギリス)
「サクラン」の原料であるスイゼンジノリの養殖を通したSDGsへのアプローチ
シリコーンエラストマービーズ代替原料としての球状セルロースの可能性
天然由来原料を用いた表面処理粉体の種類と特性
新規非修飾セルロースナノファイバーの特徴とゲル状化粧料への応用
2024 イグアス
(ブラジル)
クリーンビューティーを実現するための天然由来表面処理の特性と化粧品への応用
固体NMR法を用いた化粧料用顔料表面における表面処理剤の分子運動の解析

・・・大東化成初の発表 ・・・口頭発表

その他学会における口頭発表実績

第19回 国際シクロデキストリンシンポジウム

2018 東 京 シクロデキストリンによる紫外線吸収剤の可溶化と化粧品への応用

2nd IPCE(Intercontinental Personal Care Excellence) Conference

2018 セストリ・レヴァンテ
(イタリア)
スイゼンジノリ多糖体サクランのアンチポリューション効果

6th IPCE (Intercontinental Personal Care Excellence) Conference

2023 ヴィッラシミーウス
(イタリア)
天然由来原料を用いた表面処理粉体の種類と特性

8th IPCE(Intercontinental Personal Care Excellence) Conference

2025 ベローナ
(イタリア)
クリーンビューティーを実現するための天然由来表面処理の特性と化粧品への応用